これまでほとんど海外経験のない私たちが
親子留学を決めた理由についてのつづきです。
(前回の記事は こちら
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  photo by Jaime Fearer

「ワークライフバランス」を変えたい。


震災が起こる以前から、私たちはお互い「健康問題」に悩まされていました。

息子を出産後、1ヵ月で仕事復帰した私は、保育園に空きがなくて子どもを預けられないまま、家事、育児、仕事をこなしていました。そんな無理がたたったのか、産後9ヵ月で体調を崩し、盲腸、流産、原因不明の高熱などで数ヶ月間、入退院を繰り返すはめに。

私の体調がやっと回復してきた頃、今度は夫にポリープが見つかり、手術。震災後には、お盆休みに帰省中だった仙台で倒れ、緊急入院。なんと「髄膜炎」というとても怖い病気で、1ヵ月以上の入院生活を余儀なくされました。

次々と体調を崩す私たちが医者に言われたのは、

「疲れやストレスによって免疫機能が低下したことが、病気の原因かもしれない」

というセリフでした。 たしかに子どもが産まれてからは、仕事と育児で、睡眠もままならない日々。 お互いに余裕がなくて、会話どころか、顔を合わせば夫婦ゲンカばかり。ふたりそろって体調が良くないことも相まって、毎日どんよりとした空気が、家の中にとぐろを巻いて、居座っているようでした。

私たちは、こんな生活がしたくて家族になったわけじゃない。もっと子どもとのかけがえのない時間を共有しながら、毎日を楽しく、笑って過ごしたかったはずなのに。

「子どものため、家族のためにがんばらなきゃ」。お互い、そんな気持ちばかりが空回りして、きっと自分たちが思う以上に、ストレスを溜めていたのだと思います。

もし今の生活のストレスが病気の原因なのだとしたら、
「働き方」や「生き方」そのものを変えなければ、問題は解決しない。

私たちは、うすうすそのことに気づき始め、だんだんと、今とはちがう「働き方」や「生き方」について、具体的に思いを馳せるようになっていきました。

親子留学を決めた理由 vol.3 につづく)
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