前回は「ワークライフバランスを見直したい」という思いが親子留学のきっかけになった、ということについて書きました。
(前回の記事は こちら )

でもワークスタイルを変えるなら、住む場所についても考える必要があります。そこで今回は、マイペースな暮らしに合った住環境について書いてみたいと思います。

働き方を変えるなら、住む場所も変える必要がある。


私たちは、結婚する前からずっと東京に住んでいました。
今さら言うことではないけれど、東京は仕事をするにも生活するにもとても便利な街です。でも、便利なだけに、生活コストは高い。本当に高い!
下の図を見て下さい。

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The Economist - The cost of living across the globe

これは英国の調査・コンサルタント会社EIUによる世界生活費ランキングです。私たちが留学を考えはじめた2012年のデータなので、かなり円高が影響してそうですが、東京の生活コストは世界第2位となってます。うむー。

たしかに、私たちが住んでいた世田谷あたりでちょっといい賃貸物件(2LDK)に住んだら家賃18万円、車を持ってたら駐車場代でプラス3万円、レストランで家族で外食したら5000円、飲み会にいったら1人3000円、美容院でカット&カラーしたら1万5000円、子どもが認可園に入れなくて認証保育園に預けたら月額5万円、子どもをスイミングとか英語教室とかに通わせたらお月謝それぞれ1万円、ほかにも保険代や通信費、交通費、交際費などなど……、もうお金がいくらあっても足りない!

さらに、子どもが成長していけば、教育費も大きな負担となってのしかかってくるでしょう。東京の都心でふつうに「いい暮らし」をしようと思ったら、それこそ年収1000万円ぐらいは必要なのではないかと思われます。

一方、今の日本に年収1000万円以上の世帯はどれぐらいいるかというと、全世帯のうち 約12% しかいないんですよね。(出典:平成22年 国民生活基礎調査の概況)

もちろん我が家はその12%の中には入ってません。っていうか、かすりもしない! せいぜい半分ってとこです。つまり、インカムが圧倒的に足りないのに「東京でのいい暮らし」という絵に描いたモチを求めて馬車馬のように働いていたわけですから、そりゃあストレスも溜まるわけです。

働き方を変える=マイペースな働き方を目指すためには、

「労働時間を減らし、労働に対する対価を最大化して、生活コストを減らす」

という方法を考えるべきなんじゃないか。そのためには「仕事の付加価値となるスキル」を得ることと、「安い生活コストで暮らせる場所」に移ることをセットで考えないといけないのではないか?

そんな考えに至ったのです。

親子留学を決めた理由 vol.4 につづく)
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