フィリピン・セブ島に留学する。行き先が決まったら、次のミッションは学校選びです。

まず、フィリピンの語学学校には他の国とはちがう特徴があります。

  1. 申込は留学エージェントを通す場合が多い(学校に直接申し込むケースも有)
  2. フィリピンの語学学校には、韓国資本の学校と日本資本の学校がある
  3. 授業はマンツーマン・レッスン中心(グループと半々のところもあり)
  4. 滞在は基本的に学校の寮に入るのが基本(食事付きのところも多数)
  5. 料金は授業料+滞在費+食費がセットになっておよそ20万円前後(4週間)

留学エージェントを通す場合が多い



フィリピンの語学学校の多くは、集客や宣伝を留学エージェントに委託しているところが多いです。学校の中には、直接の申込みを受け付けず、必ずエージェント経由で申し込むように言われるケースもあります。ただ最近は、自社のウェブサイトで独自に集客する日系の語学学校も増えているので、エージェントを通さず学校に直接申し込むケースも増えてます。

エージェントを利用するメリットは、多くの語学学校の情報を比較検討できることです。エージェントは複数の学校と契約しているので、生徒さんのニーズにあった学校を紹介することができます。星の数ほどあるフィリピンの語学学校から、いい学校を自力で探すよりはるかにラクですし、面倒な手続きなどもすべて無料*で代行してくれるので便利です。

* 実際には学校から紹介料が払われているのですが、そのへんの仕組みはまた後日書きます。

デメリットは、いいエージェントとダメなエージェントを見分けるのが難しい、という点。フィリピン留学が流行りだしたココ数年で、フィリピン留学エージェントを名乗る業者は爆増しました。もう学校より多いんじゃないの? って勢いで増えてます。ぶっちゃけ、留学エージェントがオイシいビジネスだと勘違いした人たちが大量に新規参入して、もうわけわかんない状況になってます。

ダメなエージェントは、とにかくお客さんを学校に送ればお金になるので、ニーズとか無視して紹介料の高いところにバンバン送ります。フィリピンに送るところまでは熱心ですが、アフターフォローは基本しません(なんせ現地にいませんからね)。親子でこれをやられると、本当に悲惨です。

こういうダメな業者が増えたせいか、ネットでも「エージェントは使うな!」みたいな論調をよく見かけます。でも全部が全部そうじゃないんです。ほんと、良心的なエージェントにとっては迷惑きわまりないでしょう。

じゃあどうやって見分けるかというと、ポイントはやはりお問い合せしたときの対応でしょう。ウェブサイトがオシャレとかかっちょいいとかそういうところじゃないんです。問合せのメールや電話をしたときに「レスポンスが悪い」「質問しても回答が要領をえない」「メリットばっかり強調してデメリットを言わない」「メールの文面がやたらなれなれしい(ビジネスっぽくない)」みたいな感じだと、注意したほうがいいと思います。

とくに親子留学の場合、エージェントが親子の案件に慣れてないと後々けっこう辛いです。親子にとっていちばん安心なのは、現地に日本人スタッフがいるところ。現地の情報も正確ですし、何かあったときに頼れるというのは心強いと思います。



韓国資本の学校と日本資本の学校の違い



そもそもフィリピン留学というトレンドを作ったのは、お隣の韓国。

2000年前後、安い価格で英語が学べるフィリピンに注目した韓国の人々が、マニラやセブに次々と学校を作ったのがはじまりと言われています。そのため、最近までフィリピンの語学学校はほとんどが韓国人経営といっても過言ではありませんでした。

ところが、2010年ごろから日本人留学生が増え始めると、日本人経営の語学学校も増えていきます。わたしが親子留学した2012年にはまだわずかでしたが、年を追うごとにその数は急激に増えています。2014年現在、セブだけでも20校以上はあるはず。

韓国系の学校の特徴としては、まず「スパルタ式」と呼ばれる厳しいカリキュラムを導入している学校が多い点があげられます。親子留学はその限りではありませんが、朝から夕方までぎっしり授業(自習も含む)が詰まっていて、「門限」や「平日の外出禁止」、「英語オンリーポリシー(母国語禁止)」などのルールをもうけているところが少なくありません。また、寮が一体となっているところが多く、生徒の管理体制がしっかりしています。メリットととしては、親子留学に対応している学校も多く、親子の受け入れに慣れている点、そして日系の学校より総じて価格が安めという点があげられるでしょう。デメリットは、寮で用意される食事が韓国流の辛めの味付けのものが多く、日本人(とくに子ども)の口に合わない点などがあります。

一方、日系の学校の特徴は、なんといっても日本人のニーズや高いサービス水準に応えた学校が多いという点でしょう。そのため価格は若干高めになりますが、学校や寮の施設としてのクオリティや、日本人の好みに合わせた食事など、あちこちに日本的なホスピタリティを感じます。また、学校の中には滞在先にホテルを利用しているところもあります。やはり「日本人が経営している」という安心感は大きなポイントです(単なる印象論かもしれませんが)。私が留学した当時は、親子OKの日系スクールはわずかでしたが、最近は親子留学を受け入れている学校も増えてきています。

とはいえ、韓国系と日系どっちがいいとは単純に言い切れません。私自身は最終的に日系の学校を選びましたが、「日系だから」という理由よりも「対応してくれた学校のスタッフが信頼できそうな人だったから」というのが決め手になりました。こちらの要望に、どれだけ親身に、誠実に対応してくれるのか。エージェントも同じですが、現地でオペレーションしているスタッフの質が、結局のところ親子留学の満足度を左右すると思います。経験者は語る!
 

長くなったので、つづきはまた明日〜

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