(前回の記事は こちら

これまで「親子がいっしょに語学学校で勉強する」ことを前提にいろいろ書いてきましたが、今日はまた別の視点からセブ島・親子留学の学校選びを考えてみたいと思います。

語学学校と現地の学校(幼稚園)、どっちがいいの?


親子留学を検討されている方の中には、お子さんは語学学校ではなく、現地の学校(幼稚園)に通わせたいと考える方も少なからずいらっしゃいます。じつは私も、当初は子どもを現地の幼稚園に通わせようと思っていました。なぜかと言うと、当時息子は3歳になったばかり。日本語がようやくまともに話せるようになってきた程度で、英語力については「ハロー」も怪しいレベル。そんな状態で語学学校に通わせる自信がなかったからです。

そこで、まずは「親は語学学校に通い、 子どもは現地の幼稚園に通学する」というプランで、いろいろな留学エージェントに問合せてみました。最初に問い合わせたA社は、ウェブサイトのフォームからの問合せにすぐ返信が来て、そこから10日間ほどで見積りが来ました。
■親は語学学校(大学付属のESLコース*)に通う
■子どもは学校から徒歩圏内のインターナショナル幼稚園に通う
■寮ではなくアパートを借りて外部からの通いもOK(家賃の目安は月5万円)
■子供の退園時間が親よりも早いのでシッター(月約1万円)を雇う必要あり
■6ヵ月間の幼稚園代+親の学費は約1万2000ドル(光熱費、食費は別)
* 英語を母語としない人のための英語教育コースのこと

大人2人+子ども1人でこの見積りは安い! と思ったけれど、いくつか気になった点が。

■幼稚園に給食はない。毎日お弁当を作る必要がある
■幼稚園は3月半ば〜5月末まで夏休みでおやすみになる
■ベビーシッターって、どうやって雇うの?

もう「弁当」という字を見ただけで、こうなってたテンションが一気にこうなりました。毎日……弁当を作るだと……? 無理だ。無理すぎる! 夫のお弁当をおにぎりでごまかし続けるような私が、毎日子どものお弁当を作るなんて。しかも異国の地で。梅干しも、ふりかけも、ごはんですよもふじっ子のしそ昆布もないフィリピンで……!

さらに、フィリピンの幼稚園は3月半ばから5月末まで夏休み、とな……。その間、子どもはどうするの? ずーっとシッターさんに見てもらうの? ベビーシッターは、もちろん留学エージェントが探してくれるんだろうけど(そうじゃなかったらかなり鬼)、性格とか人間性とかが我が家に合うかどうかはどうやって判断すればいいのか。それに彼女とのコミュニケーションはいったい何語になるんだろう。フィリピン語? 英語? 英語できないから留学しようって言ってる私がベビーシッターに英語で指示を出すわけ? 

Nooooooooooooooooo!!!!!!!

無理ゲーすぎる。

不安になって、ベビーシッターについてネットで検索してみると「物が盗まれた」「3日で来なくなった」「お金を借りたまま返さない」「すぐ休む」みたいなネガティブな情報が目に入ってさらに不安になる*。初の海外留学でベビーシッター雇うとかハードル高すぎてめまいがして、とりあえず私たちは「子どもを現地の幼稚園に通わせる」という方向性はナシにしました。

* 実際にセブに住んでみたらわりとぜんぶ本当でしたw その件についてはまた別記事かきます。

ちなみにセブ(フィリピン)には、働く親のために子どもを預かる、いわゆる日本の保育園のような施設はありません。デイケアセンター(day-care center)はたくさんあるので、勘違いする人も多いんですが、これは「保育と教育」を目的とした幼児教育施設という側面が強く、朝から夕方までフルタイムで子どもを預かってくれるわけではありません。デイケアセンターはほとんどが公立で、おもに3〜4歳児を対象としています。そのため観光ビザの外国人が入れる可能性は非常に低いです。このフィリピンのデイケアセンターとプリスクールの違いなどについては、おいおい記事にしたいと思います。

というわけで結局、私たちは「語学学校に親子で留学する」ことに決めたのですが、実際にセブに留学したあと、じつは子どもだけ現地の幼稚園に通わせる選択をしました。それについてはまた追って記事にしますが、とにかく私が一番みなさんに伝えたいのは、現地を見る前にいろいろと決めてしまわないこと、それに尽きると思います。すべてを決めずに現地入りするのは本当に不安ですが、それがアダになることも数多くある、ということをまず知っておいてほしいです。

親子留学(とくに長期の場合)は、子どもの英語レベル、性格、新しい環境への適性などによって、それぞれベストな選択が変わってきます。まずは1ヵ月ぐらい現地で生活して、子どもの様子を見ながら、次の選択肢を探っていくぐらいの心構えが大切です。

 今日のまとめ 

長期親子留学の場合、まずは1ヵ月ぐらい現地で生活して様子を見る。
子どもの適性を見ながら、親・子どもの両方が負担にならない留学スタイルを探っていくのがベスト。


セブ島・親子留学の学校選び、まだまだつづきます〜


どうでもいいけど、このムンクのマグカップちょっと欲しい。




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