(前回の記事は こちら

親子留学するとき、絶対に忘れてはならないのが海外旅行保険への加入です。

もう、これは絶対です! 短期だろうが長期だろうが、とにかく何が何でも入っておきましょう。留学先の学校からも、必ず加入を求められるはずです。海外留学中は、環境が変わることで体調を崩しやすくなります。セブ島(フィリピン)は日本と衛生状態も違うので、予想外の病気にかかることもあります。とくに子どもは、大人より免疫力が低いため、病気になりやすいです

海外旅行保険では、死亡保障から後遺障害、ケガや病気の治療費、携行品被害、などなどに対する補償を、手厚くカバーしてくれます。さらに病院での治療をキャッシュレスで受けられるサービスを付けることもできます。もちろん補償内容は商品によって異なりますが、やはり丸腰で出かけるのとは違って心強いです。

だから、絶対に海外旅行保険には加入しましょう。ちなみにわたしは「保険とお金とパスポート」を「親子留学・三種の神器」と呼んでいますw 大事なんでもう一度言います。「保険とお金とパスポート」。これ本当にマストです!


海外での治療費は日本の国民健康保険で払い戻しができる?


結論から言うと、海外での治療費(海外療養費)の一部は払い戻しできます。

「だったら、べつに国民健康保険だけでよくない?」

という声が聞こえてきそうですけども、ちょっと反論していいですか。甘いわ!!!
nausica
「あなたは腐海(海外)を何もわかっていない。ここは人間の世界(日本)じゃないわ」

って、かの有名なナウシカも言っていますけれども、 海外は本当に何が起こるかわからないところです。病気だけじゃなく交通事故などのリスクもあります。ところが国民健康保険には、以下のような「しばり」があるんですねー。

・現地ではいったん全額を自費負担しなければいけない。
・傷害保険ではないので死亡・後遺障害保険金はおりない
交通事故や第三者によるケガなどの治療費には適用されない
・国内で同じ治療を受けた場合の費用で計算されるので、必ずしも7割が払い戻されるわけではない

もしも海外でかかった医療費が日本よりも高かった場合、日本で保険診療に相当する額に計算しなおされてしまうので、3割以上を負担しなければいけない可能性が高くなります。また、還付請求には海外でかかった病院が発行する診療内容明細書(Attending Physician's Statement)や領収明細書(Itemized receipt) も必要です。そうです、すごく面倒くさいのです!


3ヵ月以内の短期親子留学ならクレジットカードの保険が使える!


だったら、どの海外旅行保険に入ればいいの? という疑問が浮かんでくるのですが、3ヵ月以内の滞在であれば、クレジットカードに付いてくる海外旅行保険を使うという方法があります。

ただし、カード付帯の海外旅行保険で注意したいのは、その補償内容と適用条件です。カードによっては、旅費をカード払いにすることが条件になっていたり、ケガや病気の治療費が補償の対象外だったりするものもあります。

最大の盲点は、同行する子どもに対する補償がないこと。基本的に、一般のクレジットカードではカードを所有する本人のみしか補償が受けられません。ではどうするかというと、ゴールドカードを作って家族特約で子どもの海外旅行保険をカバーするという方法です。

ゴールドカードは年会費が5000〜1万円ほどかかってしまうのですが、多くのカードに「家族特約」が付いており、19歳未満の子どもの傷害・死亡・後遺障害、病院での治療費などが補償される内容になってます。

例えば、JCBゴールド( JCB『JCB オリジナルシリーズカード』 )は、年会費1万円(初年度無料)で傷害・死亡・後遺障害に最大1億円*(子どもは1000万円)、病気やケガの治療費に最大300万円(子どもは200万円)となっています。さらに、利用の際に旅費をカードで支払うなどの条件もありません。家族カードを作れば(1枚まで無料)、配偶者にも適用されるというすぐれた補償内容になってます。
* 旅費をカード払いしない場合は最大5000万円


↑ 私もJCBゴールドカードを作りましたが、セブ島で息子が病気したときもキャッシュレス診療できてすごく助かりました(※ ただし診察時にはカード名義人との関係を証明する書類の提示が求められるので海外旅行の際には必ず健康保険証を持参しましょう!!!)。

さらに、ゴールドカードは空港でラウンジの利用が可能なケースも多いので、子連れ海外に行く方は本当に持っていて損はないですよ〜

ほかにも セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード など、家族特約が付いているカードはありますので、チェックしてみてください。

もちろん、ゴールドカードといえども、適用条件はカードごとに細かく違いますので、以下の項目をチェックしながらニーズに合ったカードを選びましょう。

 旅費をカードで支払うことが保険適用の条件になっているか
 病気やケガの治療費の補償額が十分かどうか(200万円以上あると安心)
 キャッシュレス診療に対応しているか(ここ重要!)
 携行品被害や救援者費用にも対応しているか
 家族特約の条件(19歳未満の子どものみ? 配偶者&子ども両方OK?)

なお、カードの適用条件や規約については変更される場合もありますので、カードを申し込む際には本当に自分のケースが条件にあてはまるか、必ずカード会社に確認しましょう!

1週間〜数週間程度の親子留学であれば、空港などで入れる保険の方がカードの会費より安いかもしれませんが、子連れでよく海外旅行に行かれる方や今後も親子留学を予定している方であれば作っておいて損はないと思います!

カード付帯の海外旅行保険のくわしい比較は、また別記事でフォローしようと思います〜

明日は「3ヵ月以上の長期親子留学の海外旅行保険選び」について書きます!




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