(前回の記事は こちら

短期の親子留学では、クレジットカード付帯の保険でも大丈夫! というのが前回のお話でした。では、3ヵ月以上の親子留学をするときはどうすればいいのでしょうか?

やはり、いちばん確実で安心なのは、自分で海外旅行保険に加入するという方法です。私たちも、もちろん加入しました。なぜなら、3ヵ月以上の滞在では、クレジットカード付帯の保険が基本的に使えません。ところが、滞在が長くなるにつれ、病気やケガをするリスクは逆に増えて行くんです。これマジです。「本当かしら〜」なんて言ってるお母様方に、私の実体験をお話しましょう。

息子が留学してわずか2週間で左肩を脱臼→骨折の疑いで何回か通院→口のまわりに謎の発疹ができて通院→食あたりで通院→家族3人とも高熱でダウン。デング熱の疑いで通院(陰性でした)→私と息子が謎の高熱で入院(1週間)

わずか半年で、これだけ病院のお世話になりました。保険に入ってなかったら、もう目も当てられない。国民健康保険だけだったら、子どもが病気でパニクってるときに拙い英語で「診断書プリーズ」とかやらなきゃいけなかったんだと思うと、もう本当に海外旅行保険に入っていてよかった! キャッシュレス、万歳! 保険のしくみを考えた昔のえらい人、万歳! という気持ちになります。

ただし、長期の海外旅行保険を扱う保険会社は限られている!



さて、肝心の海外旅行保険えらびですが、ひとつ問題がありまして。それは「長期の海外旅行保険を取り扱う会社が少ない」という点です。なぜかというと、先ほどお伝えしたように、長期になればなるほど病気やケガなどトラブルのリスクが高くなるからです。保険会社の本音としては「ほぼ確実に保険を利用することがわかっている相手に商品を売る」というのは、できれば避けたいところでしょう。だから数がすくないんですが、その数少ない保険会社はだいたい以下のとおり。

・AIU保険
・ジェイアイ傷害火災
・損保ジャパン日本興亜
・三井住友海上
・東京海上日動火災

これらの保険会社では、1年以上の長期に対応している長期海外旅行保険を取り扱っています。というわけで各社のウェブサイトを見ていろいろ検討したのですが、駐在員ファミリー用とか留学生用、ワーホリ用などいろいろ種類があって、条件や補償内容もすごくややこしい。ここはやっぱりプロに相談するのが近道だろうと考えた私は、保険の代理店さんのアドバイスを受けることにしました。


「バラ掛けすると安くなる」のは昔の話。今はセット型の方がお得!


お願いしたのは、世界一周旅行界隈で有名な 金子秀人損害生命保険事務所 の金子さんです(損保ジャパン日本興亜)。私は夫婦で世界一周して本まで出した友人の 本間夫妻 から紹介されたのですが、こうした案件に慣れていらっしゃるせいか、とても迅速に対応してもらえて助かりました。

その金子さんによると、かつて海外旅行保険は「必要最低限の補償だけをバラ掛けする方が保険料は安い」と言われていたのですが、2010年以降、保険料が大幅に見直されたため、バラ掛けによる価格メリットはほぼなくなってしまったそうです。

とくに親子(家族)で申し込む場合には、家族型セットプランの方がコストを抑えられるとのこと。そこで私たちはもう金子さんに丸投げして、下記のようなお見積りを取ってもらいました。

海外旅行総合保険(ファミリープラン)

保険期間
1年183日間(1年半)

保険金額
傷害死亡・後遺障害 なし ※オプションで1000万円
治療救援費用(傷害・疾病治療費・救援者費用) 1000万円
疾病死亡  なし ※オプションで500万円
賠償責任  5000万円(家族共有)
携行品損害 30万円(家族共有)
航空機寄託手荷物 10万円(家族共有)
航空機遅延 2万円

合計保険料 約56万円(3人分)


損保ジャパン日本興亜のファミリープランには、疾病死亡/傷害死亡・後遺障害の補償がなかったので、オプションで付けることに。結果、合計の保険料は約56万円になりました。

高ーーーーーーーーーい!

お金を振込んだあとの残高をみて、若干プルプルしたことはナイショです。

ちなみに、期間を長めにしたのは、滞在が長引いたときに延長が難しい&払い戻しができると聞いたからです。最近、海外旅行保険業界では、世界一周などで長期の保険を利用する人が増えたせいか、延長の際の審査がとても厳しくなっているそうです。延長が不可となった場合は、いったん帰国して別の保険に入り直しが必要とのことなので、滞在期間が決まっていない方は、保険期間を長めにしておいて帰国後に解約する方がいいと思います。

ちなみに、帰国後に解約すれば、1年を超えた分は日割りで計算して返金してくれるそうです(1年以内の解約については月割りで計算)。

3ヵ月を超える長期の親子留学については、海外旅行保険がかなりイタい出費となってしまいますが、そこは「転ばぬ先の杖」ということで、ケチらずに加入しましょう!

明日は「海外でのお金の管理」について書いてみます。


※ 文中で紹介した本間夫婦の旅の記録はこちら 
 
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