(前回の記事は こちら

大学時代のトラウマ体験を経て、英語を本格的に学ぶため6ヵ月の親子留学を決めた私たち。「さあ、思う存分ペラってやるぜ!」という意気込みでセブ島へ。

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6ヵ月の親子留学で具体的にどれぐらい英語が上達したかについては、親子留学の方のカテゴリーで追々詳しく書いていこうと思うのでここでは省略させていただくとして、ここでは「英語がある程度できるようになった息子のバイリンガル問題」について書いていこうと思います。あしからず。


英語に対する子どもの適応力はやっぱり高かった


さて。まったく英語が話せない状態でセブ島にやってきた当時3歳の息子ですが、当初私はあまり心配していませんでした。ほら、よく言うじゃないですか。「子どもは適応能力が高いから、英語もすぐに覚えられる」って。英語教育に熱心なお母さん方なら、一度は耳にしたことがあるはずです。私もセブに行く前は、いろいろな方々に100万回ぐらい言われました。「子どもは適応力が〜(以下略)」と。たしかに帰国子女と呼ばれる人々を見ていると、数年海外で生活しただけで英語が話せるようになっている印象があるので、私も根拠なくそういうもんだと思っていたのです。

で、結論から言ってしまうと、答えは「Yes」。Yes! 高須クリニック! ってことで「子どもは適応力が高いから英語もすぐに覚える」説は本当でした。まあ、厳密にいえば「すぐ」っていうのがどれぐらいの期間を指すのかで意見が分かれると思うのですが……。参考までに、息子の場合、現地の幼稚園に通いだして3ヵ月ぐらいで最低限の意思疎通はできるようになってました。

注:もちろん新しい環境に適応するまでは親も子もものすごく大変な思いをしましたが、それについてはまた別記事で!。

ちなみに、私の息子が通っている幼稚園は シュタイナー教育 *と呼ばれるちょっと特殊な理念に基づいた学校で、いっさい読み書きなどのお勉強をさせないんですが、とにかくいわゆる座学っぽいことをまったくしないでも、英語でコミュニケーションが可能なレベルになるという事実には、正直驚きをかくせませんでした。

* シュタイナー教育については、いろいろと興味深いのでまた別記事でフォローしようと思います。

もちろん、半年ぐらいではネイティブの子どもたちのように流暢には話せません。言うなれば「知ってる単語を駆使して自分の要求を伝えられる」レベルです。でも、日本で半年間、英会話のお教室に通わせて同じ結果になるかと言ったら、答えはもちろん「No」でしょう。私は「英語漬け」という環境が、いかに子どもの言語発達に大きな影響を与えるか、あらためて思い知ったのであります。

とくに私たちが驚いたのが発音です。Rの発音とかね、もう自分の息子とは思えない。お父さんとお母さんがカタカナ発音で必死に「ウォーター」とか言ってる横で、涼しい顔で「ワラー」とか言うわけです。フィリピン英語はアメリカ英語の影響を受けているので、息子の発音もアメリカナイズされてるわけですが、ワラーってなんだよ。ワラーって。欧米か!

そんなツッコミを入れたくなるほど、発音がいいのは事実。やっぱり発音だけは、耳から音で英語を覚えてる人たちには叶いません。カタカナ英語から抜け出せなくて、スタバでコーヒー頼むときに必ず店員に「ハァ?」みたいな顔されてる私からみたら、うらやましいこと山のごとし。

「やっぱり子どもの適応力ってすごい。生活するだけで英語が話せるようになるなんて!」

発音がウォーターのまんまの母は、そんな風にひとりエキサイトしておりました。そう、そのときはまだ気づいていなかったんです。「新しい環境への適応力が高い」ということが「その前にいた環境のことをカンタンに忘れやすい」と同義であることを……!

つづく。

ちなみに息子の water の発音はこんな感じ。ワラーじゃなくてワルだそうです。
   
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