『 21世紀の英会話 』は、2013年に私が編集協力というかたちでお手伝いした本です。

ここにも書きましたが、私の本業はフリーライターです。24歳のときから15年間、ライター業一筋でがんばってきました。日本にいた頃は、おもに雑誌のインタビュー記事を担当していて、アイドルから経営者までいろいろな方のお話を聞く毎日でした。

転機は、2011年の春。映像クリエイターの高城剛さんから、新しく立ち上げるメールマガジンのお仕事のお話をいただいたことがきっかけでした。そこで私は「海外移住ガイド」というコラムの執筆を担当することになったのです。

香港、バリ島、クアラルンプール、チェンマイ、メルボルン、オークランド、セブ島……。書籍やネット、海外在住の日本人への取材を通じて、世界中のさまざまな都市で「ふつうの日本人が移住できる可能性」を調べるうちに、だんだん「あれ? 海外に住むって、思ってたよりもハードル低い?」と感じている自分がいました。


海外に住むことは富裕層だけの特権ではなかった!


それまでは「海外に住む=富裕層の特権」という固定観念があったのですが、調べてみるとそうでもない。月に10万円ぐらいで暮らせる都市が、けっこうゴロゴロあったのです(当時は超円高だったからという理由もあります)。まさに目からウロコ! このコラム執筆の機会をいただいたことは、私たちが親子留学を決める大きなきかっけとなりました。

そしてセブ島に親子留学することを決め、高城さんにおそるおそる事情を話すと、高城さんはじつに愉快そうに笑ってこう言いました。「何それ! ものすごくおもしろそうだね。今度セブに遊びにいくよ!」と。

もちろんそのときは、オトナの社交辞令で、まさか来るとは思っていませんでしたが、なんと本当に来てくれたんですね。セブ島に。そのフットワークの軽さ、「果たさない約束はしない」という姿勢には、学ぶべきところが本当に多かったです。そして巡り巡って『21世紀の英会話』という本を出版することになり、私も編集作業にかかわることになったのですが、なんと本のあとがきに、私たち家族のことを紹介してくれたんです(しかも出版するまでそのことを知らせないという粋なはからい付き)。そういうところも含め、高城さんはやっぱりすごいなあとしみじみと思いました。

で、本のお手伝いをする中で、セブ島の英語留学の歴史が、韓国の人々によって作られてきたものだということを知ったんですね。お隣の韓国では、グローバル化や英語教育の必要性が日本に先んじて注目を集めていました。日本と同じように「英語が苦手な国民性」を持つ韓国の人々はどのように英語力を高めようとしたのか? 韓国政府はどのような英語教育を実践したのか? そんなことを調べるうちに、韓国の早期英語教育事情というものに、どんどん興味がわいてきたのです。

というわけで、私なりにいろいろ調べたことを、これからこのブログでも少しずつご紹介していこうと思っています。


つづく。




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